時の翼にのって
 原題【Faraway so close!】_
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1994年ドイツ国(2h27)/2004年7月Video鑑賞__


監督__Wim Wenders
出演者_Otto Sander,Peter Falk,Horst Buchholz,
____Nastassja Kinski,Heinz Ruhmann,
____Bruno Ganz,Solveig Dommartin,
____Rudiger Vogler,Lou Reed,Willem Dafoe,
____Mikhail Gorbachev,Monika Hansen,
____Camilla Pontabry,Aline Krajewski,


前作「ベルリン・天使の詩」でも書きましたが、
最初に、図書館で手にしたのは、この「時の翼にのって」です。
天使好きの人間としては、「ベルリン・天使の詩」の続編。
たったコレだけで、見ることを決定!!(ヲイ)
・・・・
ただ・・・内容的には、微妙で(^-^; <「ベルリン・天使の詩
ワタクシには、少々高尚すぎたようです('';
ライン違いでした('';
でも、借りちゃったからには、見ないと気が済まないので・・・続編を見てみました('';

ベルリン・天使の詩」から6年。
ベルリンの壁崩壊後の世界。
天使像の上に、天使:カシエル(Otto Sander/「ベルリン・天使の詩」)の姿。
天使だった友:ダミエル(Bruno Ganz/「ベルリン・天使の詩」)は人間となり、
歌を歌いながら、楽しそうに自転車に乗っている。
その彼の暮らしを気にしつつ、いつも通りの人間の心の声を聞く仕事をこなします。
この時登場するのが、ゴルバチョフ元書記長(Mikhail Gorbachev)!!
あまりにお懐かしい姿に、少し感動を覚えます(''*
特に、頭の・・・アザっていうんですか?あれがねぇ〜(シミジミ)

ってことでなく(^-^;
家に、風邪気味の娘:ライサ(Aline Krajewski)だけを残し・・・
母:ハナ(Monika Hansen)は、コンラート(Heinz Ruhmann)に食事を届けます。
が!
彼女が出て行く直前まで、男が団地の扉に張り付き中の様子をうかがっている。
「どういうことだろう」と思えども、まずはハナについて行き・・・
コンラートの所有する車に乗り、缶に隠された歯を見つけて、車から過去を覗きます。

さかのぼること、第二次世界大戦中のドイツでしょうか・・・。
1組の夫婦と男女の子供が追われるように、建物から出てきます。
そして、コンラート(Tilmann Vierzig)の運転する車に乗り、どこかに・・・。
道中、娘(Antonia Westphal)の歯が抜け、それをコッソリ缶に入れてシート下に隠します。
この歯を誰かに渡したいと思うカシエル。
段々と人間になりたい気持ちが強くなってきます。

ここで登場。
前作のカシエルのような存在。女性の天使:ラファエラ(Nastassja Kinski)。
ラファエラは、カシエルに人間になるように薦めるわけでもなく、止めるわけでもなく。
ただ・・・話を聞くばかり。
先に人間になったダミエルが営むピザ店に行こうとも・・・
ダミエルとは、会話は出来ない。
そこにダミエルとマリオン(Solveig Dommartin/「ベルリン・天使の詩」)の
娘:ドーリア(Camilla Pontabry)から電話。
まさに、家庭円満のダミエル一家。

あぁ〜。オレも人間になりたい!!と思ったのか・・・
ブランデンブルグ門の上で、いつも通りに他の天使達と座り羽根休めをした翌日。
今日も一人のライサ。
団地のベランダから下をのぞき込んでると・・・バランスが崩れ落下!!
悲鳴を上げるカシエル!!!
次の瞬間、カシエルの腕に落下してきたライサが!!
そして、横には中世の甲冑が降ってきた(''; ←この時、前作の謎が解けました(^-^;
そう・・・カシエルは人間になったのです!!

あぁ〜。おめでとう!!カシエル!!!
っというところなのかもしれませんが、ダミエルとは異なり恋をしたわけでもなく・・・
ただ漠然と人間になりたかったカシエル。
そこが悪かったのか、人間を助けるために人間になったのが悪かったのか・・・
堕天使エーミット(Willem Dafoe/「バスキア」)にそそのかされます('';
というか・・・解説をみるまで堕天使とも思えないようなエーミットです(苦笑)
天使のラファエラとも話せるし、人間とも話せ肉体も色彩もあるエーミット。
ある意味、なにかの番人かい?と思えるようなお方です(苦笑)

まぁ、それはどうでもいいんですけどね('';
人間となって、ダミエルと再会したカシエル。
それは、大喜びでカシエルをマリオンとドーリアに紹介。
これから長い付き合いになると大喜びのダミエル。
けれども、目的があるようでなく人間になったカシエル。
彼にとっては、悪いように悪いように風が流れていきます。

その悪い流れを断ち切ろうと、前作に続いての登場!刑事・コロンボ!!(ヲイ)
でなく・・・Peter Falk(Peter Falk/「ベルリン・天使の詩」)に頼み事をしてみたり・・・
マリオンの所属するサーカス団に頼み込んだりとしていくカシエル。
最後の最後は、堕天使エーミットがよくわからない役所で・・・意味不明でした(^-^;;
なんだったんでしょう。エーミット('';
誰か教えて頂きたいものです(苦笑)

そんなところで・・・
まぁ、人間になったカシエルの話です。
結構、わかりにくいですけど('';
とはいえ、前よりは人の心の声が多くない分、わかりやすいです。
人の心の声が多いと・・・なんだか抽象映画っぽくって・・・頭イタイんですよね(苦笑)_
映画難解度

エーミット存在意義不明度

映画内容度

映画ストーリー展開度

ラファエラ役のNastassja Kinskiがキレイだった度

映画総合オススメ度

ラインが合わないと、非常につらい話ですけれども・・・
鑑賞されるのであれば、「ベルリン・天使の詩」とでお楽しみ下さい。

《2004.08.06.》


 

 

 

 

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