別に、オラフ伯爵のJim Carreyを見たかったワケではない。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿↑「ふたりの男とひとりの女」「ライヤーライヤー」
ヴァイオレット役のEmily Browning(「ケリー・ザ・ギャング」)が見たかった。
Jessica Alba似のベッピンさん。
この映画では、ポードレール3姉弟妹の長女。
下の弟妹の面倒をみる可愛い発明家。
長い髪をリボンで束ねると、超真剣モードというベッピンさん（笑）
メチャメチャ、可愛い。
ホント、可愛い！
とにかく、可愛い！（＞◇＜*
花嫁姿も可愛い(''*
大人になると、どんなカンジなんだろう。
そんな期待を持たせる可愛いコです（ヲイ）
ちなみに、弟：クラウス(Liam Aiken/「スウィート・ノベンバー」)は、
本の虫で、読んだ方は全て覚えている・・・すばらしい記憶力の持ち主。
けれど、成長期のため・・・撮影中に10cm以上伸びたとか(^-^;
何でも噛み付く噛み付き屋の末っ子：サニー(Kara Hoffman,Shelby Hoffman)は、
双子のBabyが、一役を演じています。
20年もすれば、どこかの双子のような道を歩んでいるかは不明（ヲイ）
え〜っと。
そんなカンジで、オラフ伯爵とポードレール3姉弟妹の話です。
しかも”不幸せ”な話です。
映画冒頭で、散々、レモニー・スニケット(voice:Jude Law)が、
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿↑「A.I.」「アビエイター」「コールド・マウンテン」＿
タイプを１本指打法で打ちながら注意。
これから始まる映画は、”不幸せ”な映画。
幸せな映画が見たければ、今から別の映画にした方がいいよ。と('';
けど、そんなのムリじゃない（笑）
そんなに、見させたくないのか！読ませたくないのか！とクスッと笑いつつ・・・
映画は、始まっていきます。
筆者：レモニー・スニケットらしく、主役のポードレール3姉弟妹の説明をしながら・・・。
ポードレール3姉弟妹は、仲良く海辺というのでしょうか？湖というのでしょうか？
とにかく、霧のかかる水辺で遊んでいます。
すると、霧の中から男性が登場。
彼は、ポードレール3姉弟妹に告げます。
屋敷が火事で全焼。
火事で、両親死亡。
不幸せな物語にふさわしい、映画の始まりです。
孤児になってしまったポードレール3姉弟妹。
遺産管財人のミスター・ポー(Timothy Spall)に連れられて、
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿↑「チキン・ラン」「ラスト サムライ」
調べた限り、一番近い親戚のオラフ伯爵宅へ。
向かいのストラウス判事(Catherine O'Hara)の家はキレイなのに・・・
オラフ伯爵の家は・・・おぞましい家。
出迎えたオラフ伯爵は、ちょっとオカシイ。
いや、かなりオカシイ。
ポードレール3姉弟妹は、オラフ伯爵の目当ては自分たちに残された遺産と推察。
ええ。
もちろん、その推察は正解。
オラフ伯爵は、シンデレラの継母ばりにヴァイオレットとクラウスを働かせます。
けれど、外面がいいのか・・・
子供達を引き取ったのは、ポードレール家の遺産目当てなのに、
裁判所は、オラフ伯爵を後見人と認めてしまいます！(>_<｡)
なんと”不幸せ”な子供達(>_<｡)
おまけに、後見人になった帰り道・・・
踏切内に子供が乗った車を置き去りにして、車から降ります。
脇の店に入る口実をつけて（＝＝;
はい。
もちろん、わざわざ踏切内に止めたのです。
”不幸せ”な物語なのです。
汽車が来ます（＝＝;
電子ロックがかかり、中から車のロックははずせない。
慌てるヴァイオレットとクラウス。
クラウスは、読んだ鉄道の本を思い出し・・・
それをヒントに、髪を結んだヴァイオレットが危機を脱出する案を考える。
さぁ。
ポードレール3姉弟妹は、危機を脱出できるのか！！
・・・
って、できなきゃ・・・先に進まない（ゲフッ）
かなり間違った誤解をミスター・ポーに与えたけれども、
ミスター・ポーは、オラフ伯爵にポードレール3姉弟妹を預けられないと判断。
そこで、次の後見人候補の所へ連れて行きます。
三人は、オラフ伯爵ほどヒドイ人間はいないだろうと思いながら到着。
出迎えたのは・・・
大蛇を首にかけてるモンティおじさん(Billy Connolly/「ラスト サムライ」)。
とにかく、蛇好き。
決して、演じている本人が蛇嫌いではないだろう。
そう思うくらいに、蛇を巻き付けます（＝＝;
でも、蛇好き以外は優しいおじさん。
すっかり幸せなポードレール3姉弟妹。
けれども”不幸せ”な物語ですから('';
レモニー・スニケットも『ココで終わりだったら・・・』というけれども・・・
”不幸せ”な物語ですから('';
モンティおじさん宅に来て早々に、モンティが蛇のためにペルー移住を決心。
当然、子供達も連れて行くのですが・・・とりあえずは、引っ越し準備。
そんなときに、チャイムを鳴らすは・・・爬虫類学者：ステファノと名乗る男。
もちろん、舞台俳優という設定のオラフ伯爵の変装('';
速攻で見破るヴァイオレットとクラウス。
中に入れさせないようにするのですが、モンティが入れてしまいます。
オラフ伯爵の危険性を知っているポードレール3姉弟妹。
なんとか、モンティにオラフ伯爵と気がついてもらって追い出そうとします。
が！
”不幸せ”な話なので、追い出せません。
ちゅ〜か、”不幸せ”な物語なので・・・モンティおじさんは(/_;)
さすがに、警察 (Cedric the Entertainer)登場するも・・・マヌケ（＝＝;
歯がゆい思いをするポードレール3姉弟妹と観客（ゲフッ）
続いての後見人に案内するミスター・ポー。
そこは、崩れそうで崩れない・・・微妙なバランスで湖の上に立つ館の主。
極度の恐がり屋：ジョセフィーンおばさん(Meryl Streep)。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿↑「A.I.」「ミュージック・オブ・ハート」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿「マイ・ルーム」「恋におちて」
湖の上に立つせいか・・・
それとも、極度の恐がりのためにストーブをつけられないせいか・・・
館内は、かなりの寒さ(^-^;
このとき、ジョセフィーンはクシャミをするのですが・・・ナチュラル！！（＠◇＠）
メリル・ストリープ、すごぉ〜い！
訪問してきた不動産屋に悲鳴を上げる姿、なんにでもビビル姿、泣く姿。
呆れてしまう言動の数々と行動。
それを愛らしくやってしまいます。
なかなかです。メリル・ストリープ！！(^o^*
ちなみに、極度の恐がり屋以外でも・・・ちょっとした特徴が('';
なんと、彼女は文法がきちんとしていないとダメ。
すぐに、訂正のチェックが入ります('';
ワタシの（書く）英語力を上げるには、いい先生かもしれません（笑）
ってことでなく(^-^;
今回もオラフ伯爵が、変装をしてジョセフィーンの前に登場。
当然、速攻でオラフ伯爵と見破るポードレール3姉弟妹。
なんとか、目がハートになったジョセフィーンおばさんの目を覚まさせようと努力。
けれど、亡くなったジョセフィーンおばさんの旦那と同じく人食いヒルに足を食われた話。
自分もきちんとした文法じゃないとダメ。
そんな話をすると・・・もう・・・お手上げ。
すっかりシャム船長にメロメロのジョセフィーンおばさん。
先に、シャム船長と館に帰るという状態に。
慌てて買い物をすませて館に戻るも・・・無人。
ジョセフィーンは、オラフ伯爵の毒牙にかかったのです！
ジョセフィーンを助けに行こうとするポードレール3姉弟妹。
ですが、”不幸せ”な物語なので、嵐がやってきます('';
ドンドン壊れていく館。
早く館から出なければ、湖に落ちます！
ええ。
もちろん、髪を結んだヴァイオレットに助けられます。
このように、常に髪を結んだヴァイオレットに助けられるも・・・
ミスター・ポーのとんでもない誤解のため・・・
ポードレール3姉弟妹は、再び、オラフ伯爵の元に。
そのときに、知っちゃいました。
ポードレール家の財産をせしめる方法を・・・。
オラフ伯爵は、それを実行すべく・・・新しい舞台を・・・。
今回ばかりは、髪を結ぶことが出来ないヴァイオレット。
ピンチなクラウスとサニー。
さぁ、ポードレール3姉弟妹に幸せな日々はやってくるのか！
そんな話です。
出演者が豪華で楽しいです。
なかなか笑えます。
独特の雰囲気で、結構好きです。
『ほぉ』とうなずける教訓的なセリフもあります。
おまけに、セリフは少なくとも・・・面白い出演者が楽しく出てる（笑）
オラフ伯爵の部下的な存在で・・・Luis Guzman(「トラフィック」)
劇開幕時に歌う役で・・・
Jennifer Coolidge(「キューティ・ブロンド」)とJane
Adams(「アイ・ラブ・トラブル」)
出演を知らなかったので、スクリーンに出た瞬間・・・
スクリーンに引き寄せられるように前のめりになり、
思わず、画面に食いつく結果となった・・・Dustin Hoffman（笑）＿
かなりビックリしました。
しかも、かなり楽しそうでした（笑）＜Dustin Hoffman
出演できてよかったね。っていいたくなるカンジ（笑）
ちなみに、昔・・・Dustin HoffmanとSean Pennの区別がつきませんでした(^-^;
なんとなく似てません？二人(^-^;;
ってなことで、独特の映画世界が見られる度★★★★★
映画の持つ雰囲気もですが・・・
映画に引きつけて、クイッと筆者で話を切るとか・・・説明させるとか・・・
なかなか面白い演出を持たせて、グイグイと映画に引きつけます。
兎にも角にも、Emily Browningが可愛い度（ヲイ）★★★★★
カメオ出演の俳優が豪華度★★★★★
ポードレール3姉弟妹の環境不幸せ度★★★★★
相変わらず、Jim Carreyの顔と体が柔らかい度★★★★★
映画ストーリー展開度★★★★★
映画内容度★★★★★
映画総合オススメ度★★★★★
なかなかイイ出来の映画と思います。
ご家族揃って、ご鑑賞ください。
ただし”不幸せ”な映画ですけどね（ゲフッ）
《2005.05.10.》
