マイケル・コリンズ 〜特別版〜
 原題【Michael Collins】_
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1996年米国(2h12)/2004年8月DVD鑑賞__


監督__Neil Jordan
出演者_Liam Neeson,Alan Rickman,Julia Roberts,
____Aidan Quinn,Ian Hart,Stephen Rea,
____Charles Dance,John Kenny,Sean McGinley,
____Brendan Gleeson,Jonathan Rhys-Meyers,
____John O'Leary,


フッと手に取ったビデオに・・・
”実話””IRA””アラン・リックマン”の3つのキーワードが('';
IRAを作ったというのでしょうか・・・
近年知れ渡っている過激なIRAではない・・・
元のIRAを作った・・・率いたマイケル・コリンズの実話がベース。
もちろん、映画用に手を加えているようですが・・・
そこに、アラン・リックマンも参加とあっては・・・見たい!!
しかし、ビデオは怖い(^-^;
なので、図書館でDVDで予約しまして・・・借りました(^-^*
DVDには、本編132分以外にもドキュメンタリー53分も収録。
なかなか、見応えがありました。

世界史やニュースでIRAの名前は聞きましたが・・・
”IRA”と聞いて、すぐに思い出すのは・・・・
Sean Beanが演じたIRAメンバーのショーン・ミラー@「パトリオット・ゲーム」!!
残虐非道な役でございました。
でも、笑顔はとびっきり(''*

ってことでなく(^-^;
700年間の支配を英国から受けたアイルランドが、蜂起!
1916年、英国軍の攻撃を受け・・・
圧倒的な武力を前に、白旗を揚げて降参。
ここで、出てきた人間をズラッと並ばせているのですが・・・
すぐに、Alan Rickman発見!一人、目立つんです!(>◇<)
_____↑「ラブ・アクチュアリー」「いつか晴れた日に
______ハリー・ポッターと秘密の部屋
まぁ、目立つも当然のアイルランド大統領:デ・ヴァレラ役だそうです。
もちろん、そんな有名な顔を確保しないわけがない!!
デ・ヴァレラを含む数人の大物が、別のところに連行。
それ以外は、軽く刑務所に2年くらい勾留(ヲイ)
ちなみに、逮捕された大物は処刑されます。
しかし、デ・ヴァレラは米国生まれなので処刑を免れます。
ラッキーなのか・・・なんなのか(−−;

で!
1918年に、マイケル・コリンズ(Liam Neeson)釈放。
________________↑「ギャング・オブ・ニューヨーク」「レ・ミゼラブル
_________________ラブ・アクチュアリー
当然、見張りはついているわけで('';
その見張りの前で、コリンズは演説を始めます(^-^;
いくら仲間の前での演説とはいえ・・・ムチャです('';
すぐさま警官がやってきて、青空演説会は修羅場に(^-^;
いわんこっちゃない。コリンズ、ぶん殴られます('';
殴られた彼を手当てするのは、キティ(Julia Roberts)。
___________________↑「オーシャンズ11」「愛の選択
村にいるような村娘じゃない風貌がステキです(コラッ)

まぁ、そんな話もいいんですけど(^-^;
コリンズが先頭にたって、武装蜂起をします。
これが、アイルランド義勇軍(IRB)になるんですかね?
それとも・・・逮捕前にいた義勇軍の残党を再集結させたというカンジなのですかね?
まぁ、のちに・・・このアイルランド義勇軍が、アイルランド共和国軍(IRA)になると。
って話もいいですね(^-^;
武器は、没収されて所持することを禁じられていたコリンズたち。
火の玉片手に、警察官舎を襲い武器確保。
さすが、アイルランド暫定政府の破壊大臣担当です!(グハッ)

だけれども、英国にはアイルランド暫定内閣府なんぞ反乱罪にしか思えない。
つぶしてしまえ!ってなもので、暫定内閣府の大臣達は逮捕されます。
が!
それを事前にコリンズに教えてやった英国警察内部の人間が一人。
・・・なぜに、手を貸すのかが不明ですが(^-^;
大臣一斉検挙により、ブロイ警部(Stephen Rea)の情報が正しいことを知ります。
そこで、大胆にもコリンズ・・・警察内部に入れてくれ!と頼み込み・・・
まんまと入り込んでしまいます(^-^;
ここで得た英国警察の情報量&収集能力の凄さに驚き・・・
コリンズ、情報が鍵だと気がつきます。
さすが、破壊大臣です。いい勘してますね(^-^;
でも、いい勘だけではダメ。
英国警察の情報元とその情報で嗅ぎ回るイヌを始末しなくては・・・。
・・・・・・段々見えてきます。テロの形が('';
コリンズ、12人の使徒と称しGメンを処刑する実行隊を組織します。

もちろん、資金がないので・・・1発で確実に仕留めるように!
無駄な弾は使わないように!!という注意と共に・・・実行。
ええ。白昼堂々、実行です。
ある意味、テロっすね。
「殺させる人も憎いが、殺しをしている自分も憎い」そう苦悩するコリンズ。
だけども、負の連鎖は断ち切れないモノで・・・
結局、彼らの行為の数々に・・・英国政府は・・・
スポーツの試合を見に来ていた観客と選手に発砲。射殺していきます。
見せしめですね。
こんなことをすれば、連鎖が断ち切れるどころか・・・加速するばかり・・。
あぁ〜。どうなるんだぁ〜〜!!
そう思っていたら・・・英国政府が、休戦を提案。
コリンズが、ロンドンに行き独立条約を結んで帰ってきます。

・・・・・・・これで、一安心と思ったら大間違い。
ここから内戦に向けて入っていくと('';
独立条約には、アイランド北部を手放し英国に忠誠を誓うことという条件が(−−;
もちろん、のまなければ・・・一斉攻撃。
それこそアイルランドが血の海になるのは、目に見えていること。
英国が欲しいといっているアイルランド北部は、宗教的にも英国と強い繋がりがあるらしく・・・
宗教的にも分断理由となっているらしい・・・
まぁ、どっちにしろ・・・
最初から、共和国承認を除外したような英国政府の条約に、
デ・ヴァレラは、サインがしたくなかったからコリンズを行かせたというのだから・・・
ダダをこねるのはオカシイんじゃないのか?!!ってな話だけれども・・・(苦笑)
7票差で、コリンズの条約承認を承認した政府や市民。
だけれども、どうしても条約を承認したくない・・・
大統領:デ・ヴァレラと親友:ハリー(Aidan Quinn)は・・・条約解釈で決裂します。
__________________↑「ミュージック・オブ・ハート」「妹の恋人
いわば、アイルランド正規軍に牙をむくテロ集団と化します。内戦勃発です。

全部、国一つで!といきたかったデ・ヴァレラの気持ちもわかるけど・・・
コリンズの気持ちも分かります。
まずは、最初の一歩を!の精神ですよね。
国民投票で、国民の支持も受けていたというなら・・・<ドキュメンタリー収録部分
わざわざ内戦始めなくとも・・・ね。
そんなことを思う、本編とドキュメンタリー部分でした。

ちなみに・・・Alan Rickmanがステキでした(笑)
特に、ドキュメンタリー部分で・・・2800万ドルの予算の映画で・・・
2500人のエキストラを募集したら、5000人の市民がやってきて・・・・
Alan Rickmanが、演説シーンの前日にスタッフに電話をしたら・・・
「エキストラは、みんな有料」
・・・・これを聞いて、アラン「ありがとう」と答えたとか(^o^;;
鬼だ。スタッフ!!(><)
脅してるよ!(@@;
だけど、熱入ってたよ。演説シーン(笑)

ってことで・・・アイルランドの勉強には、いいんじゃないの?度
なにしろ、この辺りを世界史でやるころって・・・試験勉強に追われているころ。
授業もテキトーに、サラッといっちゃうから・・・いい勉強になると思います。
Alan Rickmanが、渋い度

まぁ、戦争を描いた内容なので・・・血なまぐさいですけどね(^-^;
実話ベースなので、映画内容度はナシ。
映画展開度は、ちょっと甘いので・・・

テーマが濃いからなんだろうけど、少し説明が足らないところが数カ所(^-^;;
最初の情報が本物だからといって、信じていいのか警部を!破壊大臣よ!!!なところとか(^-^;_
でも、もちろん・・・総合映画オススメ度は

が、5つでないのは・・・少し登場人物が薄いので(^-^;

主役のマイケル・コリンズ
恋人のキティ
アイルランド大統領のデ・ヴァレラ
協力者のブロイ警部

の4人は、どこで出てきてもわかるんですけどね(^-^;
登場人物が多く、顔も普通なので・・・はっきりとした区別がし難かったです('';
・・・・・どうやら(Brendan Gleeson)も出ていたらしいのに('';
___________↑「トロイ」「コールド・マウンテン」「ブレイブハート」
____________A.I.」「ギャング・オブ・ニューヨーク」「M:I-2
記憶から、ポッカリ・・・抜け出てます('';
ナニ役だっけなぁ〜。兵隊さん?(^-^;

《2004.09.07.》


 

 

 

 

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