図書館で、2本組ビデオを借りてみました。
主役のウィリアム・ウォレスと監督はMel Gibson（「ハート・オブ・ウーマン」）。
ショック死続出の「パッション」のMel Gibson監督作品（ヲイ）
今回も「ザ・セル」で流れたものと同じような・・・痛いシーンがありました。
「ザ・セル」は、夢ですが・・・これは現実。痛いすぎ(T^T)
恐ろしい映画です。あぁ〜。怖い（＞◇＜）
怖いのに、頑張って見てみました。
一緒に「キング・アーサー」を鑑賞した姉さんが、イイと褒めていたので('';＜ブレイブハート
けれど・・・多分、二度と見ないでしょう。
178分もありますし、最後はあぁ〜ですし（ヲイ）
いくら好みの俳優が二人いても・・・多分、見ません（苦笑）
ってことでなく('';
1280年 スコットランド
父（Sean Lawlor）は、二人の息子・・・
ジョン（Sandy Nelson）とウィリアム（James Robinson）を連れ村を訪れる。
そこには、木から首をつるされた死体が沢山。
ウィリアムが、フッと入った小屋にも首を吊らされた死体が沢山。
ビックリして、パニックを起こすウィリアム。
こんな暴挙を許せないウィリアムの父は、翌日、ジョンを連れ戦いに行くも・・・
村人が、ウィリアムの父と兄：ジョンの死体を連れ戻ってくる。
父も兄も亡くし、埋葬中も呆然とするウィリアム。
そんなウィリアムに、アザミを渡す幼女：ミューロン（Mhairi Calvey）。
村では、引き取り手のないウィリアム。
そこに登場は、叔父のアーガイル（Brian Cox／「トロイ」「X-MEN2」）。
ウィリアムを引き取り、教養をつけ剣術も学ばせるイイ人です。
まぁ、その代償は・・・生まれ育った土地を捨てアーガイルの元で暮らすこと。
友：ハミッシュ（Andrew Weir）と別れないといけないのは寂しいだろうけど、
結局、一人で生きていけない・・・子供ですから（苦笑）
それから時が流れて・・・
ロンドンでエドワード王子（Peter Hanly）が、フランスの姫：イザベラ（Sophie Marceau）と結婚。＿
メイキングを見るまで、気がつきませんでしたが・・・
結婚式で、やたら振り返っているけど・・・不安なのか？王子は！と思っていたが('';;
「エバー・アフター」のように、
後ろをやたらと振り返り、目線の先にいる人が恋人！とは思いませんでした(^-^;
メイキングのおかげで、エドワード王子の側近。
黒髪の顧問官：フィリップ（Stephen Billington）が恋人と知ることになるとは！ ＿|￣|○
そうですか、同性愛者でしたか ＿|￣|○
ちなみに、メイキングには、エキストラにも訓練された人間が必要！
そんな理由で、スコットランドの軍隊がボランティアで参加したことが紹介されていました('';;
すごぉ〜〜〜い！（＞◇＜）
もうね・・・衣装着替えてキルトなのに！！！
移動する姿は・・・軍隊（笑）米国の訓練で見かける号令つき！！
ひゃ〜〜〜！すげぇ〜〜〜！！おもしろ〜〜（笑）
いやぁ〜。
とっても大作でした(''*
満足です（笑）＜メイキングに！
おまけに、「大作映画を監督するための入門ガイド」をメル・ギブソン読んでるし。
そっか、あれでぇ「パッション」撮ったんだ！！（大間違）
って、メイキングの話をしている場合ではない(^-^;
スコットランドを攻め込むイングランド。
攻め込むというより・・・ねじ伏せ、支配しようとする。
その過程で"初夜権"を復活させたりして・・・（＝＝;
領地内の花嫁の初夜の権を領主らに与える悪法もいいところの"初夜権"
大人になったウィリアムが村に戻るとお祭り騒ぎ。
そのウィリアムに喧嘩を売るのはハミッシュ（Brendan Gleeson）。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿↑「トロイ」「A.I.」「マイケル・コリンズ」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿「ギャング・オブ・ニューヨーク」「M:I-2」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿「コールド・マウンテン」「キングダム・オブ・ヘブン」＿
力自慢なので、大きい岩を投げるハミッシュ。
それに対して、小さい石を投げるウィリアム。
倒れたのはハミッシュ(^-^;
昔の友は、久々にあっても"喧嘩するほど仲がいい"という状態らしい（ヲイ）
この和やかで賑やかな祭りムードに水をさすのは・・・
"初夜権"を行使に来た領主（Rupert Vansittar）！！
そぅ祭りは、結婚の祭りだったのです！！（＞＜）
花嫁を連れて行こうとする兵士に抵抗するのは、
黒髪を三つ編みにしている男：Morrison（Tommy Flanagan）。
抵抗すれば、ケガするかもしれないし殺されるかもしれない。
そんな旦那を止めるのは、花嫁（Julie Austin）。
ソッと旦那を気遣う花嫁(>_<｡)
そして、馬に乗り去っていく（号泣）
切ない。切なすぎます！！！（叫）
ええ。
いつか復讐してもらわないと、Morrisonが好きなワタクシの気も済まない（ヲイ）
さて、祭りも領主に水をさされたけれども・・・
ウィリアムは、祭りで久々に出会ったミューロン（Catherine McCormack）に恋。
彼女からもらったアザミを大切にしていたウィリアム。
もちろん、ミューロンもウィリアムに恋。
けれども、"初夜権"は復活しているし・・・
ウィリアムは平和に生きたいというし・・・
戦闘派のミューロンの父（Sean McGinley）は、気にくわない（ヲイ）
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿↑「ギャング・オブ・ニューヨーク」「マイケル・コリンズ」
だから、二人の仲は認めない。
ミューロンに会うな！とウィリアムに言うも・・・聞くわけない（グハッ）
そっと隠れて、ミューロンにプロポーズするウィリアム。受けるミューロン。
深夜に、司祭（Robert Paterson）の元でウェディングドレスを着て結婚式を挙げる二人。
幸せ一杯な二人。
が！
その幸せも長くは続きませんでした。
村に着た兵士の一人が、ミューロンに目をつけ・・・レイプしようと！！
逃げるミューロン。
しかし、捕まり・・・処刑(>_<｡)
我が身を守るために、抵抗したら・・・・処刑ですよ！！
伴侶をレイプしてる人間を攻撃したら、伴侶が処刑ですよ！！
信じられない！！
これはウィリアムも一緒。
自分の抵抗で、ミューロンを殺され・・・とりあえず出てくるウィリアム。
ええ。もちろん、単なる出頭ではない。
手ぶらと見せかけて、殺害！
村人も、あまりの暴挙にキレて兵士を殺す！
そして、ミューロンと同じ方法で領主を処刑。
ミューロンの父と母（Gerda Stevenson）に詫びるウィリアム。
兵士を殺して、このまま村が済むわけないので、
隣の谷の連中と手を結び決起するウィリアム。
逆に、自分たちから乗り込んでいくウィリアム。
初夜権を行使された夫も、初夜権を行使した領主を殺そうと彼の前に・・・
”I never did her any harm. It was my right.”と言われ、
”Your right? Well, I'm here to claim the right of a husband.”と答える。
ザックリとやっちまうMorrison！！（＞◇＜*
妻の復讐果たせたMorrisonは、そのままウィリアムの側近に。
ちなみに、一番の側近は、親友：ハミッシュ。
さぁ。
領主や貴族や兵士を殺したウィリアム。
そのまま、英国からのイングランド独立を主張し、動いていきます('';
一方、英国といえば・・・
イザベル王女が、夫：エドワード王子を気遣えば手を振り払われる＿|￣|○
そんな王女に、侍女がウィリアムとミューロンの恋物語を・・・。
王女なのに、同性愛者の旦那を持つと・・・
旦那一家の敵となる首領の恋物語を聞いてドキドキするのか('';
それは、それで・・・可哀想かも（苦笑）
さて、その敵の首領：ウィリアムの元には、志願兵が集まり始めます。
クレイジーなアイルランド人：スティーヴン（David O'Hara）もその一人。
『英国人を殺せるか？』とウィリアムに質問し、いつもお空の神様と会話（イタタッ）
笑い方も『ハァッ！！』とステキ(''*
黒髪の三つ編みも・・・ステキ(''*
Morrison同様に、好きなキャラです。ブレイブハートで(''*
しかも、ウィリアムの側近になる人だし(''*
なかなか味のある役と思われます(^-^*
このように、主要なメンバーも揃い・・・
次々と英国と戦い英兵やエドワード１世国王（Patrick McGoohan）の甥を殺害したり、
『自由のために戦う！！』を合い言葉に、進軍のウィリアムら。
エドワード１世が、フランスから帰ってみれば、息子はロクでもない。
甥の首は送りつけられる、情けない＿|￣|○
ウィリアムを金で片付けようと、息子の嫁：イザベラ王女をウィリアムへの使者に。
ホント、情けない息子：エドワード王子である（＝＝;
まぁ、侍女のした恋話の登場人物であるウィリアムに会えそうで嬉しそうだが（ヲイ）
とにかく、夫は同性愛者で、側近のフィリップが好き。
おまけに、フランスから嫁がされてきてたし、
フィリップの死にショックを受けてる旦那より・・・
胸トキメク恋話の主人公で、
叔父：アーガイルのおかげで、フランス語もしゃべれるウィリアムの方がいいわな(^-^;
ってことで、とりあえず、ウィリアムに好意的なイザベラ王女。
イザベラ王女がウィリアムに好意的なら、侍女（Jeanne Marine ）も側近：ハミッシュと(^-^;
けれど、何事もすんなり進むわけはなく（苦笑）
スコットランド次期王と称される17代目ブルース伯爵（Angus MacFadyen）を
スコットランド王にしたい病床の父：16代目（Ian Bannen）は、ウィリアムに協力させたくない。
特に、生粋の貴族の息子：ブルースが、
貴族でもなく少し前にナイトの称号をもらったようなウィリアムの仲間なんって！
このように、貴族の裏切りがドンドンドンとあり・・・
同郷の仲間は死に、ハミッシュの父（James Cosmo／「Emma」「トロイ」）も死ぬ。
いや、息子が頼まれて重傷の父を殺す(>_<｡)
そんな目も当てられない惨事に、次々と裏切った貴族を殺害するウィリアム。
一方、父の言いつけを守りウィリアムに協力しなかったブルース伯爵は、
戦場で、父や息子を捜して泣く女・子供を見て、ウィリアムを裏切ったことを後悔。
『信念で生きる！もう二度と良心を裏切らない！』と誓うブルース伯爵。
ちなみに、父親はもう死目前。
「キングダム・オブ・ヘブン」のボールドウィン4世と同様の病です。
後に、ブルース伯爵も同じ病になったとか。
近代医学って、すごいですよね。ホント（シミジミ）
ってことでなく(^-^;
さぁ、ウィリアムは・・・スコットランドは英国から独立。自由になれるのか！
そんな実話ベースの映画です。
ちなみのちなみに・・・
精神的に怖いのは、イザベラ王女の死に際のエドワード１世の耳元で吐いたセリフ。
一番、恐ろしいセリフです。
でも、ちょっと”してやったり”で気分良かったが（ヲイ）
いやぁ〜。どこを切っても「ふりーだぁ〜む！」の映画でございました。
史実がベースなだけに、ちょっとツライ度★★★★★
Morrison役のTommy Flanaganと
スティーヴン役のDavid O'Haraが良かった度★★★★★
映画内容度★★★★★
総合映画オススメ度★★★★★
フリーダムな映画度★★★★★
まぁ、長い映画ですので・・・ヒマなときにご鑑賞を(^-^;
ちょっとスコットランドの勉強をするときなんかに('';
《2005.05.18.》
