キングダム・オブ・ヘブン
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 原題【Kingdom of Heaven】

_______________________________2005年米国(2h25)/2005年5月試写会鑑賞/_


監督__Ridley Scott
出演者_Orlando Bloom,Eva Green,Liam Neeson,
____Edward Norton,David Thewlis,Brendan Gleeson,
____Marton Csokas,Jon Finch,Jouko Ahola,

 

はい。
気合いの葉書応募で、当たりました。
神様、ありがとぉ〜m(''*

映画の大きな感想を一言でいうと【安心してみられる歴史超大作】です。
「トロイ」「キング・アーサー」「アレキサンダー」とヒドイ目にあいましたが(ゲフッ)
2時間25分をいう時間の長さを感じさせない上出来な作品です。
ちなみに、全く関係ないけど・・・訳は、あの方です。
訳:あの方が苦手な方は、ご注意を(ヲイ)

重箱の隅をつつく的には・・・
イスラム教、サラセン人の指導者サラディン(Ghassan Massoud)が・・・
「サラーフ=アッ=ディーン。私は、サラーフ=アッ=ディーン」と・・・
2度か3度、名前を口に出すんですけどねぇ〜。
それが、なんっていうんでしょうか・・・
サラディンではない。
サラーフ=アッ=ディーンだ。
サラーフ=アッ=ディーンという名前が意味する言葉を強調したっぽいんです。
そう・・・サラーフ=アッ=ディーンである自分が、そんなことはしない!って。
なのに・・・字幕は「サラディンだ。私は、サラディン」
ちょっとまてよぉ〜〜〜!!
別の名前、連呼してるのに・・・字幕にサラディンってしないでよ!!
気持ち悪いったらありゃしない。
ものすごい違和感と「イヤだなぁ〜」という気持ちで見終わり、あの方のクレジット、
「うっ。あの方ですか・・・_| ̄|○」と思いながら、
最後の最後にエドワード・ノートンが演じたボールドウィン4世の病気の記述が出て終了。
長いエンドロール後じゃ、エンドロール途中で帰った人は見ないって(苦笑)

ってことでなく・・・映画ね(^-^;;
1184年か1187年だったと思うのですが(^-^;;
微妙な記憶力で申し訳ない(^-^;
その辺りの年のフランスが、最初の舞台。

まずは、一人の女性の埋葬シーンからスタート。
布にくるまれた女性(Nathalie Cox)を埋めるべく穴を掘る二人。
一人は、風で布がはがれた部分から見える女性のロザリオを拝借。
そんな中、十字軍の一団がやってきます。
道を空けろといわれ、道をあけてやります。
そして、その後を追いかけるのでしょうか・・・
ロザリオを拝借した男が、二人に命令して去っていこうとするのですが・・・
去り際にいいやがりました。
「自殺者だ。首をはねろ!(それから、埋葬しろ)」って!!(怒)
もちろん、はねます(>_<。)

そして、十字軍の一団が・・・村に到着。
鍛冶屋が・・・Blacksmithのバリアン(Orlando Bloom)が、リズムよく鉄を打っています。
__________________↑「ロード・オブ・ザ・リング」2・3
___________________「パイレーツ・オブ・カリビアン」1/「トロイ」
この役のために、鍛冶屋さんに手ほどき願ったとか・・・
ちょっと、待て。
パイレーツ・オブ・カリビアン」でも、君は、blacksmithだったよね。
blacksmithだったよねぇ〜〜!役的には!
歴史的背景がきっちりしている映画とそうでない映画との違いかい?(ヲイ)
・・・
まぁいい。映画は、始まったばかりだ(ゲフッ)

一生懸命に、鉄を打ち鍛えていたblacksmithのバリアン。
そこに十字軍の人間がやってきて、馬の蹄鉄を作れと。世話しろと。
その後・・・
そのグループのトップ:ゴットフリー・オブ・イベリン(Liam Neeson)の耳に、
__________________________ラブ・アクチュアリー」「マイケル・コリンズ
___________________________ギャング・オブ・ニューヨーク」「レ・ミゼラブル__
『彼が、バリアンだ。』と配下が耳打ち。
そして、バリアンに話しかけるイベリン。
ココに来る前に、女性が葬られるのを見た。と。
そう・・・葬られたのはバリアンの妻。
生まれた赤ん坊が死に、それに絶えきれずに妻が自殺した。
事情通なイベリンである(ヲイ) 

で。
自分にも、同じような経験があると・・・慰めに入ったと思ったら!!
バリアンに許しを請いにきたと(^-^;
「へ?」っと思っていると・・・
『最初は抵抗した。でも、決して無理矢理じゃない。
_私なりに愛していた。君は、私の息子だ!』
・・・・・・・ちょっと待ってください!!!_| ̄|○
「この子誰の子? 」ですか?!(古)
そこで、やぁ〜〜〜っとバリアンがしゃべる(^-^;;
長いことしゃべりませんでしたよ、バリアン(^-^;
しゃべっても口数少ないけど(苦笑)

まぁ、いきなり十字軍が来たと思ったら・・・
いきなり父親の名乗りをあげられ・・・
挙げ句に、一緒に来い。それなりのことはする。と誘う。
・・・・・・え〜っと('';
いきなり来て、父親って言って、一緒に来いって・・・ダディ_| ̄|○
それが、さらっといけちゃうのは・・・・
ギャング・オブ・ニューヨーク」でのダディ役にダブる飄々さ。
本当に、「ラブ・アクチュアリー」のダディと同一人物か?(ヲイ)
でも、とりあえずは・・・ココが、僕の家。自分の場所!みたいなことをいい断ります。
そして、去っていくダディ(えっ)

さて、それで終わられても困ります(確かに)
一人の男が「行けば良かったのに。エルサレムに」と言います。
何故か・・・。
自殺した妻を地獄から救えるかもしれない。 ←その瞬間、「コンスタンティン」(ヲイ)
「けど、首はないがな」
「なに?!」っと彼の首を見ると妻のロザリオ。
プッツリ切れたバリアン。
鍛冶屋らしく、熱い鉄で刺し殺します(グハッ)
しかも、彼は、司祭( ̄□ ̄;)
司祭殺しって・・・あんたぁ(==;
鍛冶場は、炎につつまれ・・・
鍛冶屋は、妻のロザリオを取り返して馬で逃走!

逃走先は、ダディの元(^-^;;
ダディ「私を殺しに来たのか?」
『人を殺した』
「私も殺している」みたいなことをいいます。
肝心なこといえよ。司祭を殺したって(==;
けど、それはいわずに・・・
「エルサレムに行けば、妻の罪は贖えるか?私の罪は贖えるか?」と質問。
そんなに嫁の地獄行きを阻止したいか・・・(==;
コンスタンティン」だと、ルーたんに頼めば速攻だ(違)

まぁ、誰を殺したかも聞かないで、自分の仲間にするイベリン。
おまけに、剣の腕前を見てやる!とレクチャー開始。
毎回だが、鍛冶屋は鍛冶屋にあらず(苦笑)
この人も、海賊倒すために毎日剣の練習でもしてたのか?状態(苦笑)
それでも、ダディは、こう構えるのだ!!と脇があまあまな構えを教えます。
"鷹の構え"とかいってましたが、両手で剣を持ち頭の上近くまで掲げ振り下ろす!
あかんやろ・・・それ(==;<鷹の構え
燃える司祭の首から、妻のロザリオを奪い返したときに、火傷した右手を庇いつつ・・・
ダディと勝負。負けるに決まってますがね(^-^;
とりあえず、何年ぶりの親子対面したのか知りませんが・・・
仲良く剣の稽古をする二人をほのぼのと見ていた仲間の一人が参戦。
次は、オレが稽古つけてやろぉ〜。って(''*
ワタクシ、この人が好きなんだけど(笑)
多分、Odo(Jouko Ahola)という名前('';
一応、仮で・・・ワタクシの中では、弁慶(えっ)
ロード・オブ・ザ・リング」のボロミア以上の弁慶っぷり。涙でそう(>_<。)

まぁ、それはいいんだけど・・・彼との勝負中に人が来ます。
「バリアンだな。司祭殺しだ。引き渡してもらおう」みたいなカンジで(^-^;
そこで、初めて・・・息子が司祭を殺したと知るダディ。
息子を庇うためか、断ってみた。
断ると、大人しく引き下がったが・・・もちろん、やります。
弓矢で攻撃!(ゲフッ)
ダディ、いわんこっちゃない。鷹の構えするから、脇から矢が入る(^-^;
こうやって、闘う。闘う。闘う。
なんか「キング・アーサー」と同様で、日本の戦国武士風の人もいる(==;
それは・・・いかんやろぉ〜〜〜!!!!<戦国武士風
ええ。なので”弁慶”の意味は・・・アレです。
スゴイの!ホント!!人間じゃないです!!<Odo

ってことでなく(^-^;
まぁ、痛み分けってなのか・・・決着ついたのか・・・もう忘れたが(ヲイ)
とりあえず、戦闘終了。
ダディ、脇の矢を抜く。
ザ・ホスピタラー(David Thewlis)に、軽く『熱でたら死ぬから』と言われつつ('';
_________↑「太陽と月に背いて」「ブラック・ビューティー
この人も飄々として、いい雰囲気の役をしてました。
一人、違う衣装なので目立ちます。
黒い服で、白い十字架が胸にあるので。目立つ目立つ。男前!(ヲイ)

バリアンを助けてあげる・・・
ブルーの衣装を着たエルサレムの軍事顧問:ティベリウス(Jeremy Irons)も
___________________________永遠のマリア・カラス」「ダンジョン&ドラゴン
なかなか飄々な男前ですけどね(笑)

いやいや、そんなことではなく(^-^;
ゴッドフリーを病院に入れたものの・・・ヤバイ状態。
ダディ、最後の力を振り絞り・・・息子を騎士にすべく儀式を。
見る人が見ればわかるゴッドフリーの剣を託し・・・神の元に。

さぁ、ダディの剣と共に・・・妻の罪と自分の罪を贖うためエルサレムに!
神のご加護で、無事につけるかの・・・船旅。
結果、大破(えっ)
生存者は、バリアンのみ。
海辺で黒馬を見つけるも・・・逃げられちゃったよ!転けちゃったよ!...( /__)/
ちょっとマヌケなバリアン。
水辺で水を飲みつつ顔を洗っていたら、先ほどの馬!
ラッキー!捕獲!!

木にくくりつけて休んでいると・・・
馬に乗った二人連れに難癖をつけらえた!!
「その馬は、私の馬だ!」
『いや、浜辺で見つけた馬だ。私の馬だ』
「ウソをつくな!!勝負して勝ったら、認めてやろう」ってな具合で勝負。
やりすぎて殺しちゃいました(ヲイ)
もう一人の男も殺せといいましたが・・・
『エルサレムに案内しろ』と殺さずに道案内させます。
ってか、そうやって勝ってしまうほどの腕前を・・・
あのぉ〜。村の鍛冶屋どこで身につけたのですか?(汗)

そんなこんなで、エルサレムに着き・・・道案内の男に黒馬を与えて解放。
このとき、名前を言っていたと思うのですが・・・忘れた_| ̄|○
この方と、同じ種族と思われる髪が短く若い方の名前共々・・・知りたいものです(苦笑)

兎にも角にも、エルサレムにつき・・・妻のロザリオを埋めるバリアン。
・・・・あれで、奥さん・・・天国行きになったのかねぇ?(遠い目)
さて、バリアンは町中を歩くも・・・なんかつけられてる。
噴水の前で止まり、剣を抜くバリアン。
「それは、ゴッドフリーの剣だ。なぜお前が持っている」と言われ・・・
譲り受けたとかなんとかと返答するも・・・本当かどうか、わからないじゃない(^-^;
そこで、かまかけ開始!
「オレと同じ体格か?」
一段段差が上のところにいたバリアン、同じ立ち位置に下りて・・・・『ああ。』
瞳の色は「グリーンか?」(←これは怪しい。別の色だったかも('';)
しばし目をつぶって考える『いや。ブルー』(←これも怪しい。逆かも(^-^;))
他のメンバーと目配せをし・・・「マイ・ロード」と一言ずつ述べる。
どうやらゴッドフリーの部下達の様子(^-^;

さぁ、ゴッドフリーの館に戻り・・・ベットで眠ったバリアン。
天蓋ベットのようですぅ!!豪華な家です!!
屋敷の手伝いのモノ達も多いです!!
そんな彼らに挨拶をしようと、階段を下りてくると・・・馬('';
豪華な衣装を着たねぇさん登場。
怖いよぉ〜〜。あの目(T^T)
威圧感たっぷりで「お前の主人は?」
『いない』・・・そりゃ、バリアンに聞いちゃね(^-^;
「水をいただきたい」と渡された水を・・・バリアン睨みつつ飲みます(えっ)
『では、ゴッドフリーが戻られたら”シビラが来た”と伝えて』
そう・・・姫・シビラ(Eva Green)は去っていく。
あれが・・・姫?こわぁ〜い(;;)

ちなみに、姫の兄がエルサレムの王:ボールドウィン4世(Edward Norton)
___________________________↑「フリーダ」「レッド・ドラゴン
____________________________ファイト・クラブ
美しい兄だったらしい。
でも、病気で・・・体のあらゆる所を隠してます。
最期には、『美しい妹よ。美しかったころの私を思い浮かべてくれ』と言い残します。
なのに・・・銀の仮面をはいじゃったよ。埋葬の時_| ̄|○
エドワード・ノートン。
どこまでも、素顔がでなかった・・・(==;
余命幾ばくもない弱った演技は素晴らしかった。凛々しかった。ええ。

で。
その美しい兄妹に、いい印象を残しているのはゴッドフリー。
いい騎士だったようです。
悪い騎士は、シビルの旦那:ギー(Marton Csokas/「ロード・オブ・ザ・リング」「トリプルX」)。
テンプル騎士団を率いてます_| ̄|○
より血なまぐさいのは、手下のルノー(Brendan Gleeson)。
__________________↑「トロイ」「A.I.」「ギャング・オブ・ニューヨーク
___________________M:I-2」「マイケル・コリンズ」「ブレイブハート」
血なまぐさいこと大好き(==;
このバカ二人のために、エルサレムに住む人々・・・キリスト教徒が危なくなります。
ってかさぁ〜。
兄さん死んで、シビルがいうの・・・
「騎士団を私に。あなたの妻になります」
すみませぇ〜〜ん。どういうことですか?(^-^;
それまでは・・・妻でないのですか???
10代で嫁いだ先じゃないのですか?(苦笑)

・・・まぁ、どっちでもいいけど(ヲイ)
一応、シビルとバリアンが心惹かれてベットを共にのシーンがあるんですが・・・
怖いの。シビル(^-^;;
音楽とシビルが怖い。強気なねぇ〜ちゃん・・・度を過ぎて怖い(^-^;
とりわけ・・・目が(^-^;<シビル

ってことでね・・・
ダダダァ〜〜っと見せつつ・・・戦闘シーンは壮絶で・・・
最後の戦闘シーンなんか・・・指揮しているのはバリアン。
作戦もバリアン。
・・・・・・・・・・・・・・村の鍛冶屋は、すごいなぁ('';

ちなみに、最後の戦闘シーンは・・・「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」が見えます('';
バリアンが弓矢を使えば、そこにエルフの姿が見えたでしょう('';
でも、そんなのはないので・・・
血なまぐさい、とっても血なまぐさい戦闘シーンで戦闘はシメ。
その戦闘シーンに行くまでに、テンプル騎士団による惨殺シーンなどがありますので・・
トドメには、生首の山がでたりするので・・・
戦闘シーンとか生首がお嫌いな方は・・・やめておいてください(^-^;
おまけに、絞首処刑シーンもあります。
ダメな方は、避けてください(^-^;;

ココまで書いて、最後まで書かないのもなんですが(笑)
最後は、バリアンが騎士として、エルサレムのキリスト教徒(市民)を守れるのか。
そんなラストです。
獅子心王リチャード1世(Iain Glen)も登場したりしてます。

最後の最後になりましたが・・・聖地:エルサレムでの死の攻防戦。
血で血を洗うほど、サラディンが求める【エルサレム】
バリアンがサラディンに質問。
「エルサレムに何の価値が?」
これに対して、迷うことなく「
Nothing」と答え・・・
すぐに「
Everything」と付け加えます。
そんな映画です。ええ(どんなだよ!)

サラッとザクリ見られる映画です。
謎とかご都合的な部分もありますが・・・目をつぶれますし(笑)
見応えはあると思いますよ。
血なまぐさいのさえ我慢できれば(^-^;
見るなら大スクリーンで・・・是非。
小さい画面だと、迫力半減ですから('';

監督は、Ridley Scott(「G.I.ジェーン」)。
「グラディエーター」は、見た方がいいんでしょうかね?(えっ)
そのうち「ブラックホーク・ダウン」は、見るつもりなんですけどね(^-^;

オーリィことOrlando Bloom、がんばれ度★★
今回のために、ボイストレーニングしたとか・・・けど、気を抜いちゃダメだよ(^-^;
そこが、惜しかったなぁ〜。オーリィ(苦笑)
気高く儚く哀しげなボードワン4世を演じたEdward Norton度★★
シビラを演じたEva Greenの目が怖い度★★(>_<。)
飄々としたオヤヂ三人衆【Liam Neeson,Jeremy Irons,David Thewlis】が、
ある意味・・・癒し系だったのでは?オアシスだったのでは?度★★(えっ)
血なまぐさい度★★★★★
勢いで流してるので、映画ストーリー展開度
映画内容度
映画総合オススメ度
「トロイ」「キング・アーサー」「アレキサンダー」の中では、
一番の出来になっていると思いますので('';<歴史大作
血なまぐさいのが平気な方のみ、ご鑑賞下さい。

2日後くらいには、内容を忘れてそうだけど(ゲッ)

《2005.05.14.》


 

 

 

 

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