白い犬とワルツを
 原題【To Dance with the White Dog】_
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1993年米国(1h41)/2005年5月Video鑑賞_


監督__Glenn Jordan
出演者_Hume Cronyn,Jessica Tandy,Christine Baranski,
____Terry Beaver,Harley Cross,Esther Rolle,
____Frank Whaley,Amy Wright,

 

タイトルは聞いたことがあるのに、原作も本屋で見かけたのに・・・
日本でも日本人キャストで映画が出来ていたのに・・・
見たことがなかった・・・このドラマ。
図書館であるのを見つけたので、借りてみました(''*

1966年 金婚式のパーティ会場。
夫:サム(Hume Cronyn/「マイ・ルーム」「ガープの世界」)と
妻:コウラ(Jessica Tandy/「フライド・グリーン・トマト」「ガープの世界」)は、__
手を取り合ってダンス。とってもいいカンジ(''*
というか・・・実生活でも夫婦の二人。素晴らしい!(>◇<)
おしどり夫婦っぷりが、どぉ〜んっと披露されて・・・とってもステキ!(''*

ということでなく(^-^;
長女:ケイト(Christine Baranski/「CHICAGO」)
ケイトの息子で、初孫:ボビー
次女:キャリー(Amy Wright/「パパがきた!」)
長男:ポール(Terry Beaver)
次男:ジェイムズ(Frank Whaley)
それと、家族のようにコウラが大切にしている家政婦:ニーリー(Esther Rolle)
彼らの家族や近所の人たちに祝われ、楽しそうな夫妻。

そこから、あっという間に7年後(早っ!)
7年前より、はるかに大きくなったボビー(Harley Cross)は、15歳('';
サムが栽培している、ペカンの木のお手入れを手伝うお爺ちゃん想いの子供です。
ボビーの手に出来たマメが、そのうち”農家の親指”になる。と言うサム。
そこに登場は、歩いてやってきたコウラ。
サムもボビーもボロ・トラックで来ているのに、病気を抱えた老婆はムチャします。
帰りは、サムの恐怖の運転で家に。
帰宅すると、ニーリーが薬を持っていかなかったコウラに小言。
小言を受けて、サムが持ってきたピルケースをエプロンのポケットに仕舞うコウラ。
すると、コウラがポケットに郵便物を仕舞ったことを思い出した!(えっ)
今度、同窓会があるって案内が来たわ!行きましょうねぇ〜。って('';

さぁ、サムとコウラが、楽しく同窓会行くのかと思ったら・・・
サムの薬を取りに行ったコウラが、そのまま・・・(>_<。)
ビデオ開始20分で、早くも泣き通し(>_<。)
きみに読む物語」のような老夫婦の話なのに・・・
開始20分で、もう涙が出るんですよ!!(T^T)
この先、どんだけ泣くことやらと・・・少し心配(ヲイ)

コウラの葬儀も済み・・・
ニーリーに小言を言われながら、ケイトとキャリーはサムの世話。
子供達に世話になるのがイヤなサム。
ケイトとキャリーは、ニーリーの小言がイヤな様子(笑)
そんなニーリーもケイトもキャリーもいない食事時。
寂しげに庭を見つめ、コップ片手にキッチンから外に出ようとすると・・・
真っ白いキレイな犬が、階段下に登場。
『出て行け!』と邪険に扱うサム。
すぐに、キッチンに引き返し・・・
皿に盛った食べ物を机の上に置き、イスに座って食べようとすると・・・
目線の先の網戸の向こうに、白い犬。
『コウラなら、喜んでエサを運ぶかもしれんが、ワタシはしないぞ!』と独り言。
まぁ、結局、自分の食べようとしていた食事を与えてやります。
で!
直後に、ケイトが来たので『外の白い犬を見たか?』
『お父さん。白い犬なんかいなかったわよ』と一言。
なにをバカな!と外に出ると・・・ちゃんと白い犬がいます。
どうやらサムにしか姿を見せない様子。

サムには、それでもいいのですが・・・
サムの周囲は、サムがボケたと考えはじめ困り出します。
心配のあまり、ジェイムズに電話をするケイト。
ジェイムズは、今度、様子を見に帰るよ。と返答。
どうやら、ジェイムズは一番可愛がられていた様子。
コウラの墓参りに行って、お前の可愛いジェイムズが来るよ。と報告。
そのときに思い出す、戦地からのジェイムズ帰宅の様子は涙モノ(>_<。)

さて、今回のジェイムズ帰宅では、サムに、歩行器をプレゼント(ヲイ)
下に、コロコロもついていない使いにくそうな歩行器です。
けれど、ジェイムズが車から歩行器を降ろし去っていく。
そこに登場、白い犬。
白い犬の前で、歩行器を使ってみせるサム。
すると、サムに対峙するように歩行器のバーに前足をかけダンス!
そう・・・サムが、歩行器を後ろに引けば犬が前進。
サムが、犬の方に歩行器を押せば、犬は後退。
まさに、ダンスです。サムも楽しそう(''*

このように、白い犬と仲良くするサム。
娘達からの食事の誘いを断り、夜食にコウラが作ったようなビスケットを作ろうとします。
その側には、サムを心配そうに見る白い犬。
最初は、ちゃんとお座りしていたのですが・・・
段々、適当な文量と材料で継ぎ足していく様子を見ると、伏せたり寝転がったり・・・
『だめだよぉ〜〜〜』と全身でサムの調理法に呆れている姿が、演技上手!(>◇<)<犬__
やっと焼き上がったビスケットを白い犬にやっても・・・『ダメだ〜』と口つけません。
その様子に、ちょっと腹立たしげなサム。
けれども・・ビスケットにシロップをかけて、ナイフとフォークで食べようとしたら!!!
・・・・・・・・・・・・・・フォークが刺さらない。ナイフで切れない_| ̄|○
そりゃ、強固な犬の歯でも食せない(爆笑)
大笑いで、結局、目玉焼きを食べることに変更(笑)

でも、白い犬との生活は、白い犬がサム以外は見えないので・・・
やっぱり、サムがコウラの死のショックで呆けたと推察。
ケイトとキャリーは、早朝、犬にエサをやると聞き・・・
白い犬がいるかどうかを確認するために、ひっそり夜中から偵察。
顔には、ケイトが持ってきた灰を塗って(爆笑)
戦地でもないのに、顔を黒くしなくとも(笑)
そりゃ、寝ているはずのケイトの旦那:ノア(Dan Albright)が忍び笑いするさぁ(ゲフッ)
あまりの面白さに、ホウルマン(David Dwyer)連れて笑いに来るさぁ(笑)
サムも娘二人の様子をみて、呆れるさぁ(爆笑)

まったくもって、いい家族である。<サムの娘夫婦
家も近所にあり、なにかっていうときには助けになる。
そう・・・サムが、車に乗って移動中。
モリス(Ed Grady/「きみに読む物語」)の息子:ピート(Alex Van)が、
牛泥棒しているのを発見し、ピートに悪態をつかれるサム。
イヤな気持ちで帰宅すると、腰の調子も悪くイスに座ったまま寝込んでしまいます。
夢うつつに、コウラの姿を見るサム。
起きて、イスから立ち上がり、薬を飲もうとしたとき倒れてしまいます。
いくら、娘の家が近くにあろうとも・・・倒れたくらいの物音で気がつくほど近所ではない。
ケイトの家からは、サムの家の明かりの様子がわかる程度。
フッと、夜中に目を覚ましたボビーが外を見ると、サムの家に明かり。
不自然すぎるので、ケイトを起こしに行きます。
慌てて起きるケイト、外を見ると白い犬が庭に!
大慌てでサムの家に行くケイト一家。
サムの倒れている姿を見て、すぐに病院に運びます。

このように、サムが危ないときになると人々の前に姿を現す白い犬。
退院後、コウラの行きたがっていた同窓会に出ようと、
白い犬と共に、ホウルマンに整備させたボロ・トラックで出かけるサム。
40年くらい前の地図を使用しての旅行のため、道に迷うサム。
そこをハワード(Frank Roberts)とハワードの妻(Lane Bradbury)に助けられ、
なんとか目的地:マディソンの同窓会会場に。
しかし、あまりにヨボヨボな同級生を見て・・・同窓会に出席しないで、
コウラに、プロポーズした池に行くサム(^-^;
さぁ、行きも迷ったサムは、無事に家に帰れるでしょうか?!って話です(えっ)

ほんのり心が暖まる作品です。
57年も一人の人を愛し続ける姿もいいですが・・・
人生について、ボビーに語るサムの姿も素晴らしい。
白い犬の演技も素晴らしいです。
特撮・CGなどなくとも、素晴らしい作品は素晴らしいです。
ホント、いい作品です。

Hume CronynとJessica Tandyのおしどり老夫婦度★★★
白い犬の演技度★★★
ドラマストーリー展開度★★★
ドラマ内容度★★★
ドラマ総合オススメ度★★★
是非、ご鑑賞を!!


《2005.05.26.》



 

 

 

 

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