なんとなく面白そうかな?と図書館で借りてみました。
期待はしていなかったのですが・・・なかなかな映画でした(''*
監督のJon Amielは、
「エントラップメント」の方とか・・・。
キャサリン姉さんが、いいカンジなので・・・好きです(ヲイ)
ってことでなく、1860年代後半の南部。
まずは、埋葬シーンから始まります。
埋葬を終えた男が、ある場所を目指し帰っていきます。
目的の地なのでしょうか?
野良作業をしている片腕のオジサン:バック(Lanny Flaherty)に声をかけ・・・
南軍から6年ぶりに生きて帰ってきたジャック・サマースビー(Richard Gere)と判明!
___________________________________↑「CHICAGO」
____________________________________「運命の瞬間/そしてエイズは蔓延した」_
大喜びの村人達。
ジャックには、妻がいたので・・・大あわてで知らせに行きます。
ジャックの妻:ローレル(Jodie Foster/「パニック・ルーム」「アンナと王様」「ママはゴースト」)は、
片足が義足のオーリン(Bill Pullman/「あなたが寝てる間に…」「めぐり逢えたら」)と野良作業。
旦那が生きて帰って来たと知り、最初は信じてなかったものの・・・大あわてで屋敷に帰ります。
息子:ロバート(Brett Kelley)を家に入れて、仕舞っていたジャックの写真を出し(グハッ)
服を着替えて、もう大変!(^-^;
そんな中、ジャックが村人を連れて帰宅。
家の前で待つローレルとロバート。
ローレルとハグするジャック。
けれど、犬のジェスロは6年たって主人を忘れたのでしょうか・・・うなります(^-^;
その夜、ジャックの無事の帰郷を祝ってパーティ!
盛大に祝うけれども、南北戦争当時なら・・・黒人は奴隷状態。
騒いでいるのは、白人の村人のみ。
そんな中、ジャックの父が100ドルで買ったジョーセフ(Frankie Faison)が、
___________________________↑「レッド・ドラゴン」「アイ・ラブ・トラブル」_
帰郷の祝いの挨拶をいいにやってきます。
白人なのに、黒人のジョーセフと普通に接するジャックを村人やジョーセフも違和感を覚えつつ・・・
【戦争から帰ってきたから】で片づきます(^-^;
では、ジャックの妻は【戦争から帰ってきたから】で片づくのか?('';
片づいちゃうみたいです(えっ)
オーリンとジャックが帰ってこなければ、結婚すると約束したローレル。
ジャックとは、別々のベットで寝るローレル。
旦那の優しさと誠意にとまどいつつ・・・惹かれます。
もちろん、合い言葉【戦争から帰ってきたから】で片づけつつ(^-^;
そんな、ある日、靴屋で新聞を読んでいたジャックが村の再建策を閃きます!
・・・
てっきり、靴屋に置いてあった靴型より2サイズ足が縮んだことを誤魔化すためと思ったが・・・
どうやら本気らしく(^-^;
村人を集めて『タバコを作らないか?!』と。
土地は、ジャックの土地を貸す。
そのうち、売ってやると持ちかけます。
けれども、タバコの種は・・・金より高い。
そんな金は、ジャックにはないだろ!と言うオーリン。
未練たらしい男です(==;<オーリン
でも、金が自分にはないなら・・・
ちょっとずつ村人達の家で隠されている家宝を売ればいい!と提案するジャック。
ローレルは、隠し持っていた宝石のブローチを売るとみんなの前で発言。
結局、村の再建にいい方法が浮かばない村人は、賛同して持ち寄ります。
持ち寄ったモノは、ジャック一人が街に換金へ行きます。
早く帰ってくると約束するジャック。
畑を耕していく村人。
準備が整うもののジャックは、帰ってこない。
村人に、ジャックはまだか?といわれても・・・まだ。
ローレルとロバートが、村人に白い目で見られても・・・まだ。
とにかく、帰ってこない。
ええ。
焦らすだけ焦らして、ジャックが帰宅!(><)
ちゃんとタバコの種を持って帰りました!
ついでに、ロバートへの土産で、死んだジェスロの代わりの子犬も連れて(^-^;
こうやって、タバコの種をまき育てて数ヶ月。
ジャックとローレルの間に、愛娘:レーチェルが生まれて数ヶ月。
帰郷から、幸せな1年を過ごすジャック。
が!
タバコが、上手く収穫・乾燥できて市場に出すだけになったとき・・・警察が、村にやってきます。
ジャックが、殺人罪で逮捕されたのです!
当時は、人を殺せば死刑だったのでしょうか・・・有罪ならば、ジャックは死刑。
慌てるローレル。
ジャックがジャックでなければ、殺人罪では無罪。
そんなとき、オーリンが、結婚の約束を復活させるなら助けてやると持ちかけたのです!
なんとかジャックを助けたいローレルは、条件をのむから助けてくれと・・・(>_<。)
オーリンは、ジャックの弁護士:ウェブ(Ray McKinnon)に、
法廷に立っているジャックが、ジャックとは別人と証言する証人を引き出させます。
黒人蔑視しているフィルソム(Paul Austin)です。
ジャックを裁く判事:バリー(James Earl Jones)にも悪態をつきます。
_______________↑「エクスカリバー 聖剣伝説」「パトリオット・ゲーム」
心情的には、フィルソムを処刑して下さい!状態。
「フライド・グリーン・トマト」のように、黒人に危害を加える輩だし!(><)
ってことでなく(^-^;
とにかく、法廷のジャックが、ジャックではないと主張するローレル。
有罪となり、死刑になってもいい・・・。
自分が、ジャック・サマースビーと主張する法廷のジャック。
愛するがゆえの両者の言い分。
やりとりを聞いているうちに、切なくなっていきます(/_;)
最後は、要ハンカチorティッシュで・・・ボロ泣きです(>_<。)
同じ時代背景としては「コールド・マウンテン」がありますが・・・
あれは、メインの二人が美しすぎて・・・特に、ニコールが(^-^;;
そのため、どうも・・・しっくりこないのですが・・・
そこそこに馴染みやすい、リチャード・ギアとジョディ・フォスターで見やすいです。
切なく哀しい”愛情”度★★★★★
映画ストーリー展開度★★★★★
映画内容度★★★★★
映画総合オススメ度★★★★★
泣きたい気分の時に、是非、ご鑑賞を。
《2005.05.09.》